東海テレビのニュースで取り上げていただきました。
めぐみの会で音楽をやろうと思ったのは3つの理由があります。
①“患者さんが集い楽しみながら、高めあう場作りのため。”
がんになるとどうしても毎日病のことばかり考えてしまい内にこもってしまいがちで楽しいことから遠ざかってしまいがちです。
そこを何とかしたいということで、めぐみの会では最低でも週1回は講座やイベントを開催していますが、どうしてもそこは楽しむ場とまではいっていません。
その講座の中でも、常に楽しむことが大切だとお話をしていますが、なかなか自分一人では楽しいことなんてできませんよね。
また、健康な方の中に入ってやったとしても、どうしても自分だけ疎外感が・・、初めてやるには自信もないし・。。なんてこともあったり、
それなので、同じ境遇の患者さんが一緒に集い、楽器を演奏したり、歌を歌ったりして楽しむことができる場をつくっちゃおうということではじめたわけです。
②“癒し、癒されながら、ともに達成する喜びを分かち合うため。”
音楽はアウトプットして奏でるという意味では、大きなの癒し効果があります。
さらに、いつでも自分でお金もかけずにできるのです。、
しかし、一人で継続することはなかなかできないというのが実際のところだと思います。
それなので、みんなで集まって練習したりコンサートを企画してそのきっかけを提供できればと思っています。
さらに、目標に向かって自宅でも練習したりと高めあいながら達成し、その結果人を感動してもらうという成功プチ体験によりワクワク感や感動を体感していただければと思っています。
③「がんになったからこそできることをするため」
がんになった時、多くの人はできなくなったことを嘆き悲しんでしまいます。
また、がんになったことで使う時間のほとんどは、治療や病気関連のことがおおく、楽しい時間は少なくなってしまいがちです。
しかし、それでは生きること自体が窮屈になり、幸せは遠ざかってしまうのです。、
私はがんを治すためには「楽しくワクワク」という心が副交感神経を優位にして免疫をたかめる最大・最強の要素だと思っています。
とはいっても、そんなことはなかなか一人ではできないので、同じ境遇のひとが集まり楽しめる場を提供したいと思いました。
これまで音楽をやったことのない人でも、「がんになったことで音楽を始めて楽しい!、これってがんになったからできたんだなぁ~」なんて、小さなところからがんにイメージを少しずつ塗り替えていくことが良い結果をもたらすのではないかと思っています。
そんなことで、この活動を皆さんとともに広げて、がんになっても明るく楽しく生きていけるようなイメージを作り上げていくことで、がんのイメージも変えていければいいなぁ~なんて思っています。
みなさん、応援のほどよろしくお願いします。